2014年2月24日月曜日

2/19の野呂美加さん講演会が記事になりました

2/19に豊見城市のとよみ生協病院で行われた野呂美加さんの
講演会が琉球新報に掲載されました。
記事を転載します。

NPO法人チェルノブイリへのかけはし(北海道)の野呂美加代表が19日、

豊見城市内で記者会見と講演を行った。

野呂さんは会見で、旧ソ連チェルノブイリ原発事故で被ばくした子どもたちの保養を

北海道などで受け入れてきた活動を紹介し、

「福島第1原発事故による放射能汚染がある中で、生活を強いられている子どもがいる。

沖縄でも保養を受け入れるような行動が起こってほしい。」と呼び掛けた。

 野呂さんによると、チェルノブイリ事故で放射能汚染されたベラルーシでは、

子どもたちは年に約3ヶ月の期間、体の回復を目的に国内の療養所や国外に出ている。

「-かけはし」は1992年から同国の子どもの保養を受け入れてきた。

 野呂さんは講演で「ベラルーシでは5ミリシーベルトを超える地域は

(他地域への)移住の対象になる。

日本政府の言う(年間被ばく許容量の)20ミリシーベルトという数字は

同じ地球の話とは思えない。」と指摘した。

県内避難者に対し、

「親が笑わないと子どもも笑えない。やれることをやりながら、笑ってほしい。

そのために支えあってほしい。」と語った。 

講演は、東日本大震災・東電福島原発事故からの避難者や被災者を支援する

「つなごう命-沖縄と被災地をむすぶ会」が主催し、約60人が参加した。

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